「自宅でサウナを楽しみたいけど、本当に実現できるの?」「費用はどれくらいかかる?」「マンションでも大丈夫?」――そんな疑問を抱えていませんか。

近年のサウナブームで、おうちサウナへの憧れは高まる一方。でも実際に導入するとなると、設置場所の問題や初期費用、安全面、近隣への配慮など、クリアすべき課題が山積みです。「興味はあるけど、何から調べればいいか分からない…」という方も多いはず。

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ちなみに、「とりあえず自宅サウナを試してみたい」という方には、折りたたんでしまえる1人用サウナテントという選択肢もあります。
例えば、温度調整付きスチーマーとチェアがセットになった
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本記事では、2025年12月時点の最新情報をもとに、自宅サウナ・テントサウナの基礎知識から種類別の特徴、導入コスト、メンテナンス、安全対策、さらには楽しみ方まで、初心者にも分かりやすく徹底解説します。

あなたのライフスタイルに合った”おうちでととのう”スタイルが、きっと見つかるはずです。

【この記事を読んで得られること・分かること】

自宅サウナ完全ガイド2025で分かる内容を一枚に整理した概要インフォグラフィック(自宅サウナ・テントサウナ)

  • ✅ 自宅サウナ・テントサウナが人気の背景(健康志向・物価高・アウトドアブーム)
  • ✅ 室内サウナ・屋外サウナ・テントサウナの違いと選び方
  • ✅ タイプ別の初期費用・ランニングコスト(電気代・薪代など)の目安
  • ✅ カビ対策やストーブの手入れなど、具体的なメンテナンス方法
  • ✅ 2025年12月時点で利用できる補助金制度の有無
  • ✅ 火災・一酸化炭素中毒を防ぐ安全対策と近隣トラブル回避法
  • ✅ ととのうための基本ルーティンと自宅ならではの楽しみ方
  • ✅ 導入をおすすめしたい人・避けた方が良い人の特徴チェックリスト

2025年12月版 自宅サウナ・テントサウナ完全ガイド

はじめに

近年、日本では空前のサウナブームが続いており、「おうちでサウナを楽しみたい!」という声も高まっています。特に20〜40代の若い世代を中心に、自宅サウナやテントサウナへの注目が急上昇しています。自宅で思う存分“ととのう”贅沢は、サウナ初心者にとっても魅力的ですよね。とはいえ**「そもそも自宅にサウナなんて置けるの?」「費用や手間はどれくらい?」「テントサウナって何?」**など疑問も多いでしょう。

本記事では、2025年12月時点の最新情報をもとに、自宅サウナ・テントサウナの基本から種類別の特徴、設置コストや維持費、メンテナンス方法、補助金制度、安全面への配慮、そして自宅サウナの楽しみ方までを徹底解説します。健康志向の高まりやアウトドアブームでなぜ今サウナが人気なのか、その背景も押さえつつ、初心者にも分かりやすい語り口でポイントをまとめました。自宅サウナのおすすめポイントや注意点、さらには**「こんな人には向いている/逆にやめておいた方がいい」**といった導入の判断材料も紹介します。スマホでも読みやすいよう段落を区切り、長文ですがじっくりとご覧ください。

それでは、自宅やベランダでプライベートサウナを楽しむ夢を実現するための完全ガイドを始めましょう!


自宅サウナ・テントサウナが人気の背景

まずは、なぜ今これほど自宅サウナテントサウナが注目されているのか、その背景を押さえておきましょう。主な理由として「健康志向の高まり」「物価高対策としての節約志向」「アウトドア志向・キャンプブーム」の3つが挙げられます。

自宅サウナが人気の理由を健康志向・物価高対策・アウトドアブームの三要因で整理した図解(自宅サウナ人気

  • 健康志向・リラクゼーション需要の高まり: サウナには血行促進やストレス解消など多くの健康効果が期待できます。近年は若い世代でも健康や美容への意識が高く、サウナを定期的に利用する人が増えました。ある調査では、日本全国で年間に1回以上サウナに入る人が約1,648万人にも上ると推計されています。定期的にサウナに通う“サウナー”たちの間では、「自宅にサウナがあれば毎日でも入れるのに…」という憧れが強く、プライベートサウナへの潜在的なニーズが大きいのです。またコロナ禍以降、「自宅で安心してリラックスしたい」という思いも後押しして、自宅サウナ熱はますます高まっています。

  • 物価高・コスト意識の変化: 物価上昇により娯楽やレジャーにかかる費用負担が増す中、**「初期投資をすれば自宅で好きなだけ楽しめる」というコストパフォーマンス面で自宅サウナが見直されています。例えば都度サウナ施設に通えば入浴料や交通費がかかりますが、自宅サウナなら一度導入してしまえば家族で何度利用しても追加費用はわずかです(電気代や薪代はかかりますが、1回あたり数百円程度です)。公共のサウナ料金が値上がりする傾向もあり、「長い目で見れば自宅にサウナを持った方がお得」**と考える人も出てきました。また仕事終わりにわざわざ外出しなくても、家で好きな時間に整える快適さはプライスレスですよね。

  • アウトドア志向・キャンプブーム: 第三次サウナブームと呼ばれる昨今の盛り上がりには、キャンプやグランピングの流行も深く関係しています。川辺や湖畔でテントサウナに入り、自然の水風呂に飛び込む――そんな**“アウトドアサウナ”の非日常体験がSNSやテレビで話題になりました。都会暮らしの人々が自然の中でリフレッシュする手段として、テントサウナは一躍人気コンテンツに。実際にアウトドアフェスやキャンプ場でもテントサウナが登場し、「自分でも買ってみたい」という声が増えています。さらにおうちキャンプやベランピング(ベランダ+グランピング)といった言葉が生まれるほど、自宅の庭やベランダでアウトドア気分を楽しむスタイルも定着しつつあります。テントサウナはそうしたニーズとも相性抜群で、「マンションのベランダにテントサウナを設置したい」**という人まで現れているほどです。

以上の背景から、**“自宅でサウナ”**は一部マニアだけの夢ではなく、広く一般のサウナ好きにとって現実的な選択肢になりつつあります。では具体的に、どんな種類の家庭用サウナがあり、自分に合うのはどれなのかを見ていきましょう。


自宅サウナ・テントサウナの種類と選び方

室内サウナ・屋外サウナ・テントサウナの特徴と向いている人を比較した自宅サウナ種類マトリック

ひとくちに家庭用サウナと言っても、形態や設置場所によっていくつか種類があります。ここでは大きく**「室内サウナ」**「屋外サウナ(サウナ小屋)」「テントサウナ」の3タイプに分けて特徴を紹介し、それぞれどんな人・環境に向いているか解説します。自宅サウナ選びのポイントも交えますので、ご自身の条件に照らして考えてみてください。

室内用サウナ(インドアサウナ)

自宅の室内に設置するタイプのサウナです。住宅の一室や浴室の一角などに据え置く小型サウナユニットが主流で、1〜4人用程度のサイズが多く見られます。

  • 種類と方式: 室内サウナには、市販の組み立て式サウナキット(ボックス型)を置く方法と、リフォームでサウナ室を造作する方法があります。方式としては電気ヒーター式(遠赤外線ヒーター含む)が一般的です。電気ストーブでサウナストーンを加熱するフィンランド式から、遠赤外線パネルで身体を直接温めるタイプまで様々です。一部にスチームサウナ(ミストサウナ)の家庭用機器もありますが、本格的に発汗を楽しみたいなら高温ドライタイプが人気です。

  • 設置に適した環境: 戸建住宅で余った部屋や広めの浴室がある方に向いています。例えば趣味部屋の一角に1人用サウナボックスを置いたり、浴室のリフォーム時にサウナ機能を追加するケースがあります。マンションでも、専有部分にコンパクトサウナを置くこと自体は可能です。ただし後述する通りマンションの場合、管理規約上の制限や電気容量の問題があるため、小型で簡易なものに留めるのが無難でしょう。

  • メリット: 天候や外気に左右されず一年中快適に使えます。室内なので入浴感覚で気軽に入りやすく、シャワーや水風呂への動線も確保しやすいです。またプライバシーの面でも完全に自分専用空間になります。音楽を流したり照明を落として瞑想したりと、リラックス環境をとことん追求できるのも室内サウナの魅力です。電気式であれば着火の手間もなく、ボタンひとつで加熱開始できる手軽さも初心者向きと言えます。

  • デメリット: 設置スペースの確保が最大のハードルです。畳1畳程度のスペースが取れないと難しく、そもそも部屋数や間取りに余裕がないと導入できません。また換気や防湿の処理をきちんと考えないと、家の中に湿気や熱がこもりカビの原因になる恐れがあります。既存の住宅に後付けする場合、電気ヒーターの容量次第では専用の200V電源工事が必要になることもあります。マンションでは大規模な工事や改造は難しいため、せいぜい簡易サウナ(折りたたみ式のテントサウナや寝袋型の遠赤外線サウナなど)にとどめる方が多いようです。

  • 選び方のポイント: 室内サウナを選ぶ際は、まず設置場所のサイズと耐荷重をチェックしましょう。重量は製品によりますが、1~2人用木製サウナで数百kgになることもあります。床の強度に問題ないか確認が必要です。また天井高さも重要で、最低でも2m弱の空間が求められます。次に電源:日本の住宅は基本100Vですが、本格サウナヒーターだと200V・4〜6kWクラスが主流です。その場合は電気工事が前提となりますので、工事不要で使いたいなら100V対応の低ワットヒーター搭載モデルを選ぶか、遠赤外線タイプを検討しましょう。最後に定員と容量:自分一人でゆったり入りたいのか、家族や友人と一緒に入りたいのかによって、必要なサイズとヒーター出力が変わります。「将来家族が増えても使えるように…」と大きめを選んでも、部屋を圧迫して使いづらければ本末転倒です。日常的に使う人数に見合ったコンパクトさと十分な発熱量のバランスを考えてください。

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    「本格的に毎日のように家でサウナに入りたい」「室内で100℃クラスの高温サウナを実現したい」という方は、テント+高出力電気ヒーターがセットになった室内用サウナキットも選択肢に入ってきます。
    例えば、10分程度で100℃まで立ち上がる室内テントサウナ「HeatBOXスタートセット」なら、畳1畳ほどのスペースと200V電源を用意すれば、自宅で本格サウナ環境を構築できます。

屋外用サウナ(サウナ小屋・バレルサウナ)

屋根のある屋外スペースや庭に設置するタイプです。ログハウスのようなサウナ小屋をDIY・工務店施工するケースと、樽型のバレルサウナなど完成品を据え置くケースがあります。熱源は電気または薪(まき)などの燃料系が選べ、屋外ならではの薪ストーブサウナも人気です。

  • 種類と方式: 代表的なのはバレルサウナと呼ばれる円筒形の木製サウナ小屋です。海外製を中心に完成品やキットが販売されており、庭に置くだけで絵になる本格サウナが手に入ります。そのほか、物置小屋サイズのガーデンサウナをプレハブ的に設置したり、自分で一からサウナ小屋をDIYする強者もいます。熱源は屋外で換気が容易なため薪ストーブ式を選ぶ人が多いです。薪サウナなら高温のドライサウナに加えて自分で好きなタイミングでロウリュ(蒸気浴)も楽しめ、ザ・フィンランド式の醍醐味が味わえます。ただし電源が引ける環境ならメンテナンスが楽な電気ヒーター式も検討できます。

  • 設置に適した環境: 庭や敷地内に十分なスペースがある戸建住宅の方向けです。建物と離れた場所に置くため、多少大きな構造物でも生活空間を圧迫しません。郊外や田舎など近隣との距離が保てる環境なら、薪の煙もそれほど問題にならないでしょう。反対に住宅密集地で煙や騒音が心配な場合は、電気ヒーター式を選ぶか屋外サウナ自体を慎重に検討する必要があります。また屋外設置なので防雨・防雪対策は必須です。しっかりした屋根や耐候性素材で作られた製品を選ぶか、必要に応じて覆いを掛けて保護できる場所に設置しましょう。

  • メリット: 屋外サウナ最大の魅力は、開放的なサウナ体験ができることです。外気浴もすぐ外ででき、冬なら雪景色、夜なら星空を眺めながらととのう…といった贅沢が味わえます。水風呂代わりに庭でホースシャワーを浴びたり、大きな樽桶に水を張っておけば露天水風呂気分も味わえるでしょう。薪ストーブならではの香ばしい香りやパチパチという焚き火の音も、五感を癒やしてくれます。また屋内より広めのサイズを導入しやすいので、3〜4人でワイワイ楽しむホームサウナパーティーも夢ではありません。DIY好きな方にとってはサウナ小屋を自作するプロセス自体が楽しみになり、出来上がった時の愛着もひとしおです。

  • デメリット: まず設置コストが高くなりがちという点があります。製品価格自体も大型なぶん高額ですし、基礎作りや電源工事、薪ストーブなら煙突の取付け工事など付帯費用も発生しやすいです。後述する初期費用の章で詳しく触れますが、屋外サウナは数十万円〜数百万円単位の予算を見ておきましょう。また設置許可や法規の確認も必要です。広さによっては建築基準法上の建築物とみなされる可能性があります(一般に床面積10㎡以下の小屋は確認申請不要ですが、地域による規制も確認を)。薪ストーブを使う場合、消防法上の扱いや煙の苦情対策も考慮すべきです。さらに屋内に比べメンテナンスの手間が増えます。屋外木製サウナは放っておくと風雨で傷むため、定期的な塗装や清掃が欠かせません。これらのデメリットから、導入にはそれなりの覚悟と準備が必要ですが、それでも手に入れる価値があると思える方には最高の環境を提供してくれるでしょう。

  • 選び方のポイント: 屋外サウナを検討する際は、まず敷地の状況をしっかり把握しましょう。平坦で十分なスペースがあるか、地面の強度は大丈夫か(重量物を載せて沈下しないか)、雨水が溜まらないか、など設置環境を確認します。次に近隣への影響を考え、薪にするか電気にするか決めます。煙や火の粉リスクがNGなら電気ヒーター一択です。薪を選ぶ場合は煙突の高さ・向きや無煙薪ストーブの採用など配慮しましょう。またDIYか業者施工かも重要です。DIYならコストは抑えられますが、防水断熱施工や高温対策に専門知識が必要です。不安な場合はサウナ施工の実績がある業者に相談しましょう。最後にサイズとデザインです。ご家族や友人何人で使いたいか、景観にマッチするデザインか、将来的に撤去しやすいかなども検討材料になります。屋外サウナは一度設置すると簡単に動かせないので、慎重にプランニングしてください。

テントサウナ(ポータブルサウナ)

最近話題のテントサウナは、その名の通りテント型の簡易サウナです。持ち運び可能なテントの中にヒーター(薪ストーブや電気ヒーター)を入れてサウナ室を作ります。本格的な高温サウナを最も安価かつ手軽に実現できる方法として人気急上昇中です。アウトドアシーンだけでなく、自宅の庭や駐車場、条件次第ではマンションのベランダでも活用できます。

    • 種類と方式: テントサウナには大きく分けて薪ストーブ式電気ヒーター式があります。薪ストーブ式テントサウナはキャンプ場などでよく見かけるスタイルで、テント内に小型の薪ストーブと煙突を設置します。薪で強力に加熱できるため100℃近い高温も可能で、本格的なロウリュも楽しめます。一方、電気ヒーター式は電源が確保できる場所向けで、耐熱テント内に電気サウナストーブや遠赤外線ヒーターを置くタイプです。煙が出ないので住宅地でも比較的安心して使えます。さらに近年登場したのがバイオエタノールストーブ式。アルコール燃料を使った無煙ストーブで、煙や有害ガスをほとんど出さずに高温を実現できます。例えば日本製の「IESAUNA(イエサウナ)」という製品はバイオエタノール燃料で5〜10分ほどで80℃に達し、最大110℃まで加熱可能です。煙突から煙が出ないためマンションのベランダでも使用可能とされ、**“日本初の無煙テントサウナ”**として注目を集めています。

    • 設置に適した環境: テントサウナは可搬性が高いため、基本的に**「広げられる場所があればどこでも」設置できます。庭や駐車場はもちろん、キャンプに持って行けば自然の中で楽しめます。マンション住まいの場合も、大型テントを広げられるルーフバルコニーや十分な広さのベランダがあれば設置自体は可能です。ただしベランダ利用には後述の安全面・ルール確認が不可欠ですので注意してください。電源が使えるかどうかも重要な環境条件です。屋外コンセントがあれば電気式が手軽ですし、逆に電源が取れない山奥でも薪式なら問題ありません。要するに場所に応じて柔軟に対応できる**のがテントサウナ最大の強みです。

    • メリット: 最大のメリットは低コストと手軽さです。テントサウナ一式の価格は製品にもよりますが、おおむね5万円〜20万円台が中心で、固定式サウナに比べ格段に安く始められます。初心者がお試しで買うにもハードルが低いでしょう。設置・撤収も30分程度ででき、使いたいときだけ出して使わないときは畳んで収納できるのも便利です。さらに持ち運び可能なので、週末はキャンプ場で川サウナ、平日は自宅庭で…といった楽しみ方も自由自在です。また、薪式であれば本格的なフィンランドサウナ体験をどこでも再現できる点も魅力です。アウトドアで仲間と一緒にテントサウナに入り、そのまま焚き火を囲んで星空を見る…なんて贅沢もテントサウナならではですよね。

    • デメリット: 一方で、いくつかの制約や注意点もあります。まず薪式の場合、煙と一酸化炭素の問題でマンションのベランダや屋内では使用できません。住宅街で焚き火同然の行為をするわけですから、煙が充満して近隣トラブルになる恐れがあります。電気式やエタノール式なら煙は出ませんが、それでもベランダ利用時は発熱量や重量、スペースの問題があります(集合住宅のベランダ耐荷重は1㎡あたり約180kg程度が目安とされ、ストーブ+人の重量に注意が必要)。また温度管理も固定サウナほど安定しません。テントは断熱性が限られるため、真冬は外気温に左右されて十分に温まらなかったり、逆に夏場は冷却が難しかったりします。ただ最近は断熱コーティングを施した高性能なテントも登場し、冬の寒冷地でも快適に使えるモデルもあります。耐久性にも留意しましょう。布製のテントは経年劣化しますし、火器を扱うため穴あきや火傷のリスクもあります。毎回設営が必要な手間もデメリットと言えばそうですが、これを儀式として楽しめるアウトドア派にはむしろメリットかもしれません。

    • 選び方のポイント: テントサウナを選ぶときは、まず使用シーンを想定しましょう。キャンプで使う機会が多いなら薪式一択ですが、自宅のベランダメインなら無煙タイプや電気式が安心です。次にサイズ・収容人数です。一般的なテントサウナは2〜4人用が多いですが、一人用の超コンパクトな製品もあります。自宅ベランダ用ならソロサウナサイズが現実的でしょう。人数に対してあまり大きすぎるものは加熱に時間がかかりますし、小さすぎると圧迫感がありますのでバランスを考えて選びます。さらに加熱方法と必要物も検討します。薪式なら薪と着火道具、煙突などフルセット揃った製品が良いですし、電気式なら必要なワット数を家庭で賄えるかチェックします(1500W程度なら一般家庭でもOKですが、3000W超は厳しいです)。エタノール式の場合は燃料の入手性やコスト(燃料用アルコールはランニング費用に)、そして安全性規格を確認しましょう。最後に安全面の付属品も要確認です。難燃シートや耐熱グローブ、CO警報機など、安全に楽しむためのグッズが付属または別途用意推奨されています。安価なセットには不足している場合もあるので、自分で買い足す前提で比較検討してください。

      テントサウナセット(薪ストーブ付き)
      テントサウナセット(薪ストーブ付き)
      自宅の庭やキャンプ場で本格サウナを楽しめるテントサウナセット。テントと薪ストーブがセットになっており、アウトドアでもしっかり「ととのい」体験ができます。
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      初期費用・ランニングコスト

      自宅サウナの導入コストはピンキリです。簡易なものなら数万円、本格的なものでは数百万円と幅があります。また、実際に使い続ける上での**ランニングコスト(維持費)**もしっかり把握しておきたいポイントです。ここではタイプ別のおおよその初期費用と、設置工事の有無、さらに電気代や燃料代など運用コストについて説明します。

    • 自宅サウナの簡易サウナから屋外バレルサウナまでの初期費用とランニングコストを比較した価格早見表(自宅サウナ費用ガイド)
    • 初期費用の目安

      • 簡易サウナ・個人用テントサウナ: 比較的安価に始められるエントリークラスです。折りたたみ式の1人用サウナテントやスチームサウナ(スチーム発生器付き簡易テント)、遠赤外線ヒートマットなどは、2万円〜10万円前後で購入できます。たとえば家庭用の小型テントサウナセットなら5〜6万円台の商品もあり、手軽に自宅サウナデビューするにはうってつけです。もちろん耐久性やパワーはそれなりですが、「まずはお試しで整いたい」という方には十分実用的でしょう。

        自宅用折りたたみスチームサウナテント
        自宅で使える折りたたみスチームサウナテント
        お部屋に設置して、じんわり汗をかけるスチームサウナテント。折りたたみ式で、使わないときは省スペースに収納できます。
      • 市販のサウナユニット(室内用): 1〜2人用の木製サウナボックスや遠赤外線サウナドームなど、本格志向の家庭用サウナ製品は概ね30万〜100万円程度が中心価格帯です。例えばフィンランド式電気ストーブ搭載の1人用サウナキットが約50万円、2〜3人用の大型ユニットだと100万円超といった具合です。ここには組立費や配送料は含まず、本体価格のみの目安です。組立自体はDIY可能なものが多いですが、重量物なので2人以上での作業が必要だったり、設置場所によってはプロに依頼したりすることもあります。

      • テントサウナセット: 薪ストーブ式のテントサウナ一式(テント本体・煙突・薪ストーブなどフルセット)は10万〜20万円台が主流です。海外製から国内ブランドまで価格は様々ですが、有名メーカーの4人用クラスで15万円前後が一つの相場でしょう。電気ヒーターを別途用意するタイプだとテント単体で5〜10万円+ヒーター代となります。最近話題のエタノール式はストーブ込みのセットで20〜30万円前後です。例えば前述のIESAUNAは基本セットが約25万円となっています。無煙の利便性ゆえ薪式よりやや高めですが、それでも固定サウナに比べれば安価です。

      • 屋外サウナ(バレルサウナ等): 大型で高額なハイエンド帯です。バレルサウナはサイズや仕様によりますが、相場は50万〜150万円程度とお考えください。輸入品だと価格に幅があり、据付け費用も別途かかります。さらに薪ストーブや電気ヒーターが付属しない場合、ストーブ代に10〜30万円ほど追加となります。国内で施工業者にサウナ小屋を造作してもらう場合は、総額200〜500万円(材料・工事費込み)といったケースも珍しくありません。これは基礎工事や内装、防水処理などすべて込みのフルオーダーに近い場合で、DIYで作れば材料費数十万円で済むこともあります。ちなみに本格的な業務用並みの大型サウナ(6人以上対応など)になると、1000万円近くかかることもありますが、これは個人利用の範囲を超えるのでここでは割愛します。

      • 付帯工事費: 初期費用として見落とせないのが設置工事や周辺設備の費用です。特に既存の住宅に組み込む場合、電気工事(200V回路増設や分電盤容量アップなど)が必要になるケースがあります。エアコン用200Vコンセントが余っていれば流用できることもありますが、なければ新設工事となり数万円〜十数万円の出費です。また室内に据え置くなら床補強耐熱・防水工事も考慮しましょう。サウナ室の下に耐水シートを敷いたり、壁に断熱材や耐熱パネルを貼るといった処置です。これも内容によりますが数万円から施工内容次第では数十万円かかります。屋外サウナの場合、コンクリートで簡易な基礎工事をするだけでも5万〜10万円は見ておくと安心です。薪ストーブを使うなら煙突工事(支持金具取付けや断熱二重煙突へのアップグレード等)にも費用がかかります。トータルで、**本体価格の20〜30%**程度を設置関連費用として上乗せするくらいのイメージで予算を組むと良いでしょう。もちろんDIYで頑張れば工事費は抑えられますが、安全第一で無理のない範囲にしてください。

      ランニングコスト(電気代・薪代など)

      導入後に継続的にかかる費用についても理解しておきましょう。主なランニングコストは電気代燃料費、あとは消耗品交換やメンテナンス費用です。

      • 電気代: 電気式サウナの場合、使用頻度によって電気代が増えます。ヒーターの消費電力は機種によりまちまちですが、目安として1〜2人用で1.5〜3kW、3〜4人用で5〜6kW程度です。実際の電気代は使用時間と電力単価で決まります。例えば1時間あたり約60円の電気代がかかる機器を、毎日2時間運転した場合、月に約3,500円の電気代増となります。毎日は極端な例にしても、週に何度も利用するなら月数千円規模で電気代がプラスされると考えましょう。深夜電力やオフピークの安い時間帯を使う工夫をすれば多少抑えられます。また遠赤外線タイプは比較的低消費電力(1kW前後)なので電気代は安めですが、そのぶん発汗性能がマイルドになる傾向があります。**「サウナ施設の入浴料と比べれば安い」**とはいえ、導入後に電気代の請求書を見て驚かないよう事前に把握しておくことが大切です。

      • 薪・燃料代: 薪ストーブ式の場合、燃料の木材を調達する必要があります。薪はホームセンターや通販で購入できますが、ナラや広葉樹の薪なら1束(約10kg)で600〜1000円ほどが相場です。テントサウナなど小型ストーブの場合、1回のサウナで数kg(数百円)程度の薪を消費します。大量に焚べる据え置き型だともう少しかかるでしょう。安価に済ませるなら薪を自作(製材所から端材をもらう、森林から伐採するなど)する手もありますが、労力や保管場所が必要です。薪以外ではバイオエタノール燃料の場合、1Lあたり数百円で、1回の使用に2〜3Lほど消費することがあります。つまり1セッションに数百〜千円程度の燃料コストイメージです。電気にせよ薪にせよ**「タダではない」**点は認識しておきましょう。ただし薪は暖炉用などで安く大量買いできるルートを確保できれば、かなりコストを下げることも可能です。

      • 水道代: サウナ後の水風呂やシャワーに水を使う場合、その水道料金も微々たるものですが一応ランニングコストです。お風呂1杯分の水を毎回入れ替えるとしたら、水道代+水を沸かすならガス代もかかります。ただ、大半の方はシャワーで済ませるでしょうし、そこまで大きな負担にはならないでしょう。強いて言えば冬に水風呂用の水を張っておくと凍結リスクがあるため、その対策(お湯を混ぜる、ヒーターを入れる)に費用がかかるくらいです。

      • 消耗品・メンテ費: 維持費として見逃せないのがサウナストーンやヒーターの交換です。電気サウナの場合、サウナストーンは定期的に割れたり小さくなったりするため数年おきに1〜2万円で交換することがあります。ヒーター本体も寿命が来れば買い替え(数十万円)ですが、家庭用なら相当長く使えるはずです。薪ストーブも消耗は少ないですが、煙突の掃除(ブラシ代や業者依頼費用)を年に1回は考えましょう。テントサウナの場合はテント生地の耐久がどれくらいかにもよります。丁寧に扱えば何年も使えますが、ファスナーの破損や生地の劣化が生じたら買い替えです(本体数万円)。あとは清掃用具や防カビ剤など細々したものにもお金がかかります。幸いどれも大きな額ではありませんが、長く快適に使うには多少の出費と手間は必要と心得ましょう。

      まとめると、自宅サウナの費用面で重要なのは「初期費用+設置費」と「月々のランニングコスト」をトータルで捉えることです。初期費用を抑えたいならテントサウナなどが有力ですが、その分手間が増えたり耐久性が低かったりします。逆に思い切って設備投資すれば快適さは増しますが、コスト回収に見合うくらい利用しなければもったいないとも言えます。ぜひご自身の予算・ライフスタイルに合わせて、最適なバランスを見極めてください。


      メンテナンス方法

      自宅サウナを清潔かつ安全に保つには、定期的なメンテナンスが欠かせません。家庭で使用するとなると管理も自分で行う必要があります。ここでは、カビ対策やストーブの手入れ、テントサウナ特有のメンテナンスなど、初心者が知っておきたいポイントをまとめました。

      • カビ対策(乾燥・清掃): サウナは高温多湿になるため、使用後のカビ対策が重要です。使い終わったら必ず十分に乾燥させましょう。室内サウナならドアを開け放ち、換気扇や扇風機を回して湿気を逃します。テントサウナも、使用後はテント入口を開けて風通しを良くし、内部の布を拭き取って乾かしてください。水滴や汗が木材や生地に残ったままだと、数日のうちに黒カビ・異臭の原因になります。特に梅雨時や湿度の高い季節は注意深く乾燥させ、場合によっては除湿機や乾燥剤を併用すると安心です。また定期的に壁やベンチをアルコール除菌したり、水垢が付いたら中性洗剤で軽く拭き掃除したりと、清潔を保つ工夫をしましょう。ただし塩素系漂白剤など強力な薬剤は木を傷める可能性があるので避け、木部は専用クリーナーか薄めたエタノールなどでお手入れするのがおすすめです。

      • ストーブ・ヒーターの手入れ: 熱源であるストーブ類もしっかりメンテナンスしましょう。薪ストーブの場合、使用後に灰をきちんと掃除します。灰受け皿に溜まった灰は毎回捨て、ストーブ内部もブラシで煤(すす)落とししておくと次の燃焼効率が良くなります。併せて煙突掃除も定期的に必要です。煙突内壁に煤やタール(クレオソート)が蓄積すると、通気不良や最悪火災の原因になります。シーズン中も数十回使ったら一度は専用ブラシで掃除し、シーズンオフには徹底的に内部まで点検・清掃しましょう。電気ヒーターの場合は、石(サウナストーン)やヒーター周りのホコリを払います。通電して熱くなる部分にホコリが溜まると焦げ臭のもとになります。サウナストーンはひび割れたり小さく砕けたりしていないか確認し、寿命が来ていたら新しい石に交換します。石が減って隙間ができると、温度が上がりにくくなったりヒーター過熱の原因になったりします。遠赤外線ヒーターの場合は表面を柔らかい布で拭く程度でOKですが、水がかからないよう注意してください。いずれの熱源も、異常な音や匂いがしないか、配線や煙突接続部が緩んでいないかなど安全点検もしましょう。

      • テントサウナ生地のケア: テントサウナは生地のメンテナンスが肝心です。布やナイロン素材はカビや臭いが発生しやすいため、「濡れたまま収納しない」が鉄則です。使用後は裏表しっかり乾燥させ、泥汚れなどが付いたら水拭きします。ファスナー部分には砂やゴミが噛んで壊れないようブラシで払っておきましょう。もしカビ臭や汚れが気になる場合、中性洗剤を薄めて拭き掃除し、十分にすすいで乾かします。それでも落ちない頑固なカビは、生地に染み込んでいる可能性があり厄介です。発生を未然に防ぐためにも風通しの良い場所に保管し、長期間使わない時も時折広げて陰干しすると良いです。また直射日光は素材を劣化させるので、保管時は陽の当たらない場所で。テント用の防水スプレーをシーズン前にかけ直すのも撥水性維持に効果的です。ただし撥水加工すると内部の湿気が抜けにくくなる場合もあるので、様子を見ながらケアしましょう。

      • 木部・ベンチのメンテナンス: 木製サウナでは内部の木材も少しずつ劣化します。汗や油脂が染み込んで黒ずんできたら、サンドペーパーで軽く表面を削ると木が明るい色に蘇ります。特にベンチ(腰掛け板)は肌に直接触れるので清潔に保ちたい部分です。ヤスリがけ後は木屑をよく拭き取り、必要であれば市販のサウナ用保護剤(パラフィンオイル等)を薄く塗布すると汚れがつきにくくなります。ただし塗りすぎると匂いやベタつきの原因になるので注意してください。屋外サウナ小屋の場合、外壁のメンテもあります。年に一度は防腐塗料やニスを塗り直し、ヒビ割れや雨漏りがないか点検します。床下換気口に落ち葉が詰まっていれば除去し、シロアリ対策も兼ねて清掃しましょう。小屋全体を覆う防水シートをかけておくのも効果的ですが、湿気がこもらないよう換気は忘れずに。

      • その他チェックポイント: サウナ用具も併せて手入れしましょう。例えばロウリュ用の桶やひしゃくは使ったら水を捨て、よく乾かします。木製桶はカビやすいので、ときどき重曹を溶かしたお湯につけ置きしてヌメリを洗浄すると良いです。温度計や湿度計は極端な高温多湿で壊れることがあるので、測定が怪しくなったら交換時期かもしれません。照明器具もサウナ内に置いている場合、耐熱防水仕様でも経年劣化します。球切れや錆がないかチェックを。最後に、自宅サウナだからといって油断せず、使う前の点検も習慣にしましょう。とくに久々に稼働させるときは一通り設備を見回し、安全に使える状態か確認してからスイッチを入れることをおすすめします。

      日々の簡単なお手入れをコツコツ続ければ、あなたの自宅サウナは常に清潔で気持ちの良い癒やし空間になります。難しく考えず、「サウナへの愛情を込めて掃除する時間もまた楽しい」と思えればしめたものです。


      補助金制度(2025年12月時点)

      「自宅サウナを作りたいけど費用が心配…補助金とか出ないのかな?」と思う方もいるかもしれません。結論から言えば、2025年12月現在、一般個人の自宅サウナ導入に特化した国の補助金制度は存在しません。サウナ設備そのものは高額ですが、基本的には個人の嗜好品扱いであり、公的支援を直接受けるのは難しいのが現状です。

      しかし、間接的・条件付きで活用できそうな補助制度がいくつかあります。いずれも地域活性化や省エネ施策など本来の目的が別にあり、その中でサウナ設置が要件に合致すれば支援を受けられる可能性がある、というものです。

      • 地方自治体のサウナ関連補助: サウナブームを受けて、一部自治体では地域振興策としてサウナ施設に補助金を出す動きがあります。ただしこれらの多くは観光事業者や公共利用向けです。例えば大分県豊後大野市では、自然を生かしたアウトドアサウナ施設の整備に対し最大20万円の補助を行う制度があります。これは川沿いなどに地域交流拠点となるサウナ小屋を作るような事業者向けで、個人宅のプライベートサウナは対象外でしょう。また鳥取県では「とっとりサウナツーリズム促進」という事業で、サウナイベントの開催費用に補助が出ます。これも自宅で友人を集めて…というレベルではなく、観光客向けイベント前提です。このように地方のユニークな補助制度はいくつかありますが、基本的には**「不特定多数が利用するサウナ」に対して地域振興の観点で支援**するケースがほとんどです。個人の趣味としてのサウナ設置には直接恩恵はないかもしれません。

      • 住宅リフォーム系の補助・減税: 一般家庭向けには、住宅のリフォームや設備導入に関する補助金・減税制度が利用できる可能性があります。例えば省エネリフォーム補助断熱改修補助などが代表的ですが、残念ながらサウナ設置自体はエネルギー消費を増やす側なのでこれらの対象にはなりにくいです。ただ、「ついでに断熱強化もする」「地元産木材を使って施工する」など工夫すれば、一部適用される可能性があります。自治体によっては地産木材利用の助成や、子育て世帯のリフォーム補助など独自制度があるので、サウナ小屋を建てる際に付帯する工事が該当しないか調べてみる価値はあります。また、バリアフリー改修や高齢者向け改修の減税制度などは残念ながらサウナとは結びつきづらいでしょう。

      • 事業用途への補助: もし自宅サウナを民泊や貸切サウナ営業など事業に転用するお考えなら、話は別です。中小企業支援補助金創業支援助成など、事業用ならば様々な補助金の検討余地があります。たとえば空き家を改装して宿泊者向けにサウナを設置するなら、「空き家活用補助」「観光振興補助」など複数の枠に当てはまる可能性があります。自治体や国の補助金は公募要項が細かく決まっているので、自分の計画がマッチしそうなら積極的に情報収集するといいでしょう。ただし申請書類の作成や事業計画の提出などハードルも高いので、個人の趣味レベルではなかなか大変かもしれません。

      以上のように、純粋に個人の自宅サウナに使える補助金は基本ないというのが実情です。とはいえ、今後サウナがさらに普及すれば住宅設備の一部として認知され、エコ設備や健康増進設備として何らかの支援対象になる可能性もゼロではありません。2025年現在では期待薄ですが、最新情報は随時チェックすると良いでしょう。また自治体の担当窓口に相談してみるのも一つの手です。「ダメ元で問い合わせたら、〇〇という関連制度を教えてもらえた」なんて例もあるかもしれません。なお、補助金ではありませんが住宅ローン減税固定資産税の減額が受けられるケースもあります。例えばサウナ付き増改築でも要件を満たせばローン減税対象になり得ますし、長期優良住宅化に寄与するなら減税措置があるかもしれません。総合的に資金計画を立て、利用できる制度は上手に活用してください。


      安全面・トラブル対策

      自宅や住宅街でサウナを楽しむ際には、安全への配慮と周囲への気遣いがとても大切です。ここでは火災や事故を防ぐための安全対策と、近隣トラブルを避けるポイントを整理します。せっかくのリラックスタイムが台無しにならないよう、しっかりチェックしておきましょう。

    • 自宅サウナの火災防止・一酸化炭素対策・近隣配慮・設備チェック・健康管理をまとめた安全対策ツ
      • 火災防止策: サウナは高温になる機器を扱うため、火災リスクには万全の対策を取りましょう。薪ストーブを使う場合、ストーブの下に難燃マットや耐火煉瓦を敷き、ストーブ周囲の可燃物は徹底的に排除します。テントサウナ付属の耐熱シートは必ず正しく敷いてください。薪をくべる際に火の粉が飛ぶこともあるので、テント壁や周囲に燃えやすいもの(タオルや衣類、乾いた葉っぱなど)は置かないようにします。消火器またはバケツ一杯の水を常に手元に用意し、「おかしい」と思ったら即消火できる準備をしておくと安心です。電気サウナの場合も、トラッキング火災(コンセント周りの発火)や配線の過熱に注意。コンセントはホコリを清掃し、たこ足配線は厳禁、規定のアンペア容量を守りましょう。電源コードがサウナ室内を通る場合は耐熱カバーをし、断熱ドアの隙間に挟んで断線しないよう工夫します。運転中は目を離さないのも基本です。特に薪ストーブは短時間でも燃え広がる危険があるので、燃焼中にその場を離れるのは避けてください。

      • 一酸化炭素中毒・換気: 薪やエタノールを燃やすサウナでは、一酸化炭素中毒のリスクも頭に入れておきましょう。一酸化炭素(CO)は無色無臭の有毒ガスで、換気が不十分な空間で火気を使うと蓄積してしまいます。薪ストーブ式テントサウナでは、生地にベンチレーター(通気口)が設けられているはずなので、必ず開放した状態で使用します。換気口を閉じ切って熱さ優先にしてしまうと危険です。またテント設営時は周囲に空気を取り入れる隙間を作り、密閉空間にしないことが大事です。可能であれば簡易な一酸化炭素警報機を導入しましょう。数千円程度で販売されており、CO濃度が上がるとブザーで知らせてくれます。特に屋内に薪ストーブサウナを設置する場合は必須と考えてください(屋外でも保険のつもりであると良いです)。電気サウナでも酸素が薄くなるほどではないにせよ、長時間密閉していると息苦しくなることもあります。適度にドアを開けて新鮮な空気を補給しながら楽しみましょう。

      • 騒音・振動への配慮: サウナ自体はエンジン音が出るわけではありませんが、意外なところで音や振動の問題があります。たとえば電気ヒーター式の場合、内蔵ファンの音やサウナストーンに水をかけたときの「ジュッ」という蒸気音が静かな夜には響くことも。薪ストーブなら薪がはぜる音がパチパチと鳴ります。これらは大きな音ではありませんが、マンションのベランダなど隣戸が近い場合は注意です。特に深夜や早朝の利用は避け、音が気になる時は厚手のマットを敷いて振動を吸収したり、壁から離して設置するなど工夫してください。忘れがちなのが利用者の声です。自宅で開放感が高まると、つい大きな声で談笑したり「フゥ〜〜」と気持ちよさげな声を出してしまうかも?公共施設と違いおしゃべり自由なのは良い点ですが、夜間は近所迷惑にならない音量を心がけましょう。屋外サウナパーティーの際などはつい盛り上がりがちですが、住宅街なら遅くとも21〜22時にはお開きにするなど常識的な配慮を。

      • 近隣との関係: 事前の根回しと報連相は円満なサウナライフの秘訣です。まずマンションの場合、管理規約の確認と管理組合への相談をしましょう。規約で「バルコニーで火気厳禁」「重量物禁止」など定められている可能性があります。黙ってやって後から問題になるより、事前に「こういう小型サウナを導入したいと考えているが大丈夫か」と打診しておく方が無難です。OKが出れば心置きなく楽しめますし、NGならおとなしく断念するか他の方法を探りましょう。戸建ての場合も、お隣や周囲住民への挨拶は大切です。特に薪サウナをやるなら「時々煙が出るかもしれません」と一言伝えておくだけで相手の心象は違います。使ってみて苦情が来そうなら、思い切って**「一度体験してみませんか?」と招待**してみるのも手です。自分も体験すれば煙の匂いも気にならなく…なるかどうかは人によりますが、少なくとも敵対的にはなりにくいでしょう。また近隣対策としては、煙の向きをコントロールする工夫もしてください。煙突にチムニートップ(排煙の向きを変える帽子)を付ける、無煙薪ストーブに替える、風向きが悪い日は薪を控える等々、できる対処はあります。

      • 設備の安全確認: サウナ設備自体の安全性も常にチェックしましょう。ドアの開閉がスムーズか、内側からも簡単に開けられる構造か確認します。閉じ込め事故を防ぐため、鍵がかかるタイプでも内側からはワンタッチで脱出可能なものを選ぶべきです。テントサウナでは稀に強風で倒壊・移動する事故があります。屋外で使用時はペグダウン(地面にしっかり固定)を忘れず、ベランダ設置でも固定ベルトなどで転倒防止してください。サウナ内に椅子を置く場合は滑り止めマットを敷き、転倒しないよう注意です。水風呂やシャワーの扱いにも気を配ります。濡れた床は滑りやすいので、マットを敷いたり排水をきちんとしたりしてスリップ事故を防ぎましょう。電気コード類が濡れて感電…なんてことがないよう、配線は防水処理&高い位置へ。サウナ利用中はどうしても判断力が鈍ることがあるので、そうなる前の準備段階で危険要素を排除しておくことが肝心です。

      • 健康面の安全: 最後に、身体の安全についても触れておきます。自宅だとつい無理をしがちですが、体調管理は自己責任でしっかりと。高温が苦しく感じたら我慢せず途中で出る、一人で長時間入らない、アルコールを飲んでの入浴は避ける、など基本的な注意事項は遵守しましょう。特に自宅だと「もうひと汗!」と延長しがちですが、のぼせや脱水で意識を失ったら非常に危険です。家族と一緒に入る場合はお互い声をかけ合い、一人の場合でもスマホを手元に置く、人に知らせておくといった備えを。自動タイマーでヒーターが切れる機能があれば活用し、切れたら終わりにするぐらいが安全です。サウナ後の水分補給も忘れずに。これは施設サウナでも言われることですが、自宅だと安心感から水分を取らないまま寝てしまう人もいます。脱水は後から来るので、スポーツドリンクやお水をしっかり飲んでから休みましょう。

      以上、安全とトラブル防止のポイントを挙げました。難しいことではなく、「もし○○したらどうなる?」と常に想像力を働かせることが大事です。自宅サウナはあくまで住宅内での行為ですから、家やご近所を守る意識を持って楽しんでください。


      実際の楽しみ方あれこれ

      安全に設置・運用できたら、あとは思い切り自宅サウナライフを満喫するのみです!この章では、初心者の方に向けて**“ととのう”ための基本ルーティン**や、自宅ならではの工夫、季節ごとの楽しみ方、家族や一人で利用するときのポイントなどをご紹介します。

      おうちで整う!基本のサウナルーティン

      自宅でも公共サウナと同じように「サウナ → 水風呂(冷却) → 休憩」を繰り返すことで、しっかり“整う”感覚が味わえます。基本的な流れをおさらいしましょう。

      1. 事前準備: サウナに入る前にコップ一杯の水を飲んでおきます。脱水予防と発汗促進のためです。着替えやタオル、ドリンクを手元に用意し、音楽や照明など演出も整えます。室温が上がるまで少し時間がある場合、この間にストレッチをしたり軽くシャワーで体を温めておくと汗をかきやすくなります。

      2. サウナに入る(温浴): 室温が十分上がったら入室します。初心者なら最初は5〜8分程度から始め、慣れてきたら10〜15分入るイメージでOKです。自宅サウナは温度計があれば確認し、だいたい80〜90℃くらいを目安にするといいでしょう(もちろん個人差があるので無理なく)。暇つぶしに音楽を聴いたり雑誌を読むのも良し、瞑想するも良し。ただし長居しすぎないようタイマーをセットするか、時計を置いて時間を把握してください。

      3. クールダウン(水冷浴): 充分に汗をかいたらサウナから出て、体を冷やします。自宅の場合、多くはシャワーで冷水を浴びる方法になるでしょう。温度の低い水シャワーを頭からしっかり被り、体の熱を奪います。これを30秒〜1分程度。慣れないうちは冷たさに驚きますが、サウナでほてった体には心地よい刺激です。庭がある方はホースで水浴びしたり、バルコニーに簡易プールを置いて浸かるのもおすすめです。寒い季節なら外気浴だけでもかなり冷やせますので、無理に冷水を浴びなくても冬の外気に2〜3分当たるだけでも効果はあります。マンションで水を撒くと下の階に迷惑になる場合は、風通しの良い場所に椅子を置いてクールダウンしましょう。

      4. 休憩(外気浴): サウナの醍醐味、ととのいタイムです。心拍数が落ち着くまで5〜10分ほどリラックスして休みます。横になれるなら横になった方がより血流が巡りやすく、ふわふわとした多幸感「サウナトランス」に入りやすいです。自宅ならベッドやソファにごろんと横になれるのが特権ですね。ベランダの場合はリクライニングチェアなど出しておくと快適です。目を閉じて深呼吸し、心地よい脱力感を味わいましょう。

      5. 2〜3セット繰り返す: 上記「サウナ→冷却→休憩」を体調に合わせてあと1〜2回繰り返します。初心者は2セットでも十分効果がありますが、余裕があれば3セット目にチャレンジしてもOK。ただし回を追うごとに発汗しやすくなるので、水分補給はセットごとに必ず行ってください。各セット間にコップ半分でも水を飲むと楽になります。

      6. 終了・アフターケア: 最後の休憩が終わったら、シャワーで汗を流し身体を清潔にします。温まりたい場合はぬるめのお湯でさっと流す程度にし、冷水で毛穴を引き締めて終えるとベストです。その後はゆっくり服を着て、水分とミネラル補給をしましょう。自宅なのでお気に入りのスポーツドリンクや炭酸水を用意しておけば最高ですね。アルコールはすぐ飲みたくなるかもしれませんが、身体が落ち着くまでは控え、飲むとしても適量にとどめます。

      以上が基本ルーティンです。自宅サウナでは時間配分も自由なので、自分の「ととのうポイント」を探って調整してみてください。人によって、長めに入った方がいい、いや短いサイクルを何度も回す方が気持ちいい等あります。自宅だからこそ、自分流のスタイルを追求できるのも醍醐味ですよ。

      アロマやロウリュでワンランク上の癒し

      公共サウナでもアロマサービスがありますが、自宅なら好きな香りを好きなだけ楽しめます。ロウリュ(蒸気浴)をする方は、ぜひアロマウォーターを試してみましょう。市販のサウナアロマオイル(ユーカリやミント、柑橘系など)をバケツの水に数滴垂らし、それをサウナストーンにかければ香り豊かな蒸気が発生します。フィンランドでは白樺の葉を煮出したアロマ水を使うこともあります。日本ならヒノキや柚子の皮を湯に入れても和の香りが楽しめます。変わり種でほうじ茶をロウリュに使う猛者もいますが、焦げ茶色の蒸気が出てインパクトがあります。ただし注意点として、アロマオイルは原液を直接石に垂らさないこと。一瞬で燃えてしまったり匂いが焦げ臭く変質する場合があります。必ず希釈して使いましょう。また電気ヒーターでもロウリュ可の設計でないと故障する恐れがあるので、取扱説明書を確認してから行ってください。

      香り以外にも、照明や音楽で雰囲気作りをするとリラックス効果が高まります。LEDキャンドルや間接照明をサウナ室に置けば落ち着いた空間になりますし、防水スピーカーでヒーリング音楽や自然音を流すのも◎。自宅ならではの**“ながらサウナ”**も楽しめます。タブレット端末を持ち込んで映画を観たり、好きな漫画を読んだり、誰にも遠慮せず自分のペースで過ごせます。ただあまり集中しすぎて長湯しないようだけ気をつけてくださいね。

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四季折々の楽しみ方

自宅サウナは一年中活躍します。季節によって感じ方も違うので、それぞれのシーズンの楽しみを知っておきましょう。

  • : 新緑や桜の季節、穏やかな気候で外気浴が気持ちいい時期です。花粉症の人はつらいかもしれませんが、サウナで発汗すると鼻通りが良くなるなんて話もあります。庭に桜がある方は**“お花見サウナ”**なんて贅沢も。春は比較的気温湿度ともに安定しているので、サウナ初心者が始めるには最適なシーズンかもしれません。

  • : 暑い夏にさらにサウナ!?と思うかもしれませんが、実は夏サウナも爽快です。汗をたっぷりかいてシャワーで流せば、ベタついた夏の不快感がリセットされます。特に朝サウナはおすすめで、寝起きに軽くサウナに入るとその日一日をシャキッと乗り切れます。夏は水風呂や水シャワーがぬるくなりがちなので、氷やクーラーボックスに水を張って冷水を用意するとGood。暑さで無理をしないよう短めセッションで十分整えます。夕立のあとのひんやりした空気の中で外気浴するのもオツなものですよ。

  • : 過ごしやすい秋は、サウナに入っても外気浴で汗が引きやすく快適です。食欲の秋でもあり、サウナ後の**“サ飯”(サウナ飯)が美味しく感じられる季節ですね。例えばサウナ後に秋の味覚たっぷりの鍋を囲む、といった楽しみ方も自宅ならでは。紅葉シーズンには、外の景色を楽しみながらゆっくりととのう贅沢もできます。テントサウナを持っていれば、キャンプ場で紅葉を眺めつつサウナという絶景サウナ**も狙い目です。

  • : 寒い冬こそサウナの真価が発揮されます。冷えた体を芯から温めてくれるサウナは、まさに冬のご褒美。外がキンと冷えているほど、サウナ室の熱さとのギャップで快感が増します。雪国であれば雪景色サウナが最高です。テントサウナを雪の中に設置し、真っ白な雪原にダイブすればフィンランドの雪ダイブさながらの体験ができます。都市部でも冬は外気浴がしやすく、冷たい風に当たっているとととのいが一層深まる感じがします。ただし冬場は暖機運転に時間がかかる点と、汗が出にくいので長時間入りすぎてオーバーヒートしないよう注意しましょう。また屋外では足元が凍って滑りやすいので、サンダルやマットを用意して安全に。冬の星空を見上げながらのナイトサウナもロマンチックでおすすめです。

このように、季節ごとの風物詩とサウナを掛け合わせると、自宅にいながら季節の移ろいを肌で感じることができます。ぜひ一年を通してサウナを可愛がってあげてください。

一人で、家族で、みんなで — シチュエーション別の楽しみ

自宅サウナは利用シーンも自分次第です。ソロでじっくり楽しむのも良し、家族や友人とワイワイ楽しむのも良し。それぞれのシチュエーションで気をつけたいことや楽しみ方のコツをまとめます。

  • 一人で使う場合: 自宅サウナの多くは基本的に一人でゆっくりリラックスするための空間でしょう。誰の目も気にしなくていいので、瞑想や呼吸法に集中したり、自分だけの音楽を爆音で流したりと完全プライベート空間を堪能できます。注意点としては、先述の通り一人だと万一の体調不良時に助けがないこと。長時間の無理は禁物で、適度な範囲で楽しみましょう。また一人だとついスマホを触りがちですが、高温多湿は精密機器に良くないので、耐水スマホでも長居させない方が無難です(音楽を流すなら防水スピーカー越しにする等)。一人サウナの醍醐味は、整った後に誰にも邪魔されず余韻に浸れることです。お気に入りのソファやハンモックでぼーっとして、そのまま寝てしまったって構いません。時間を贅沢に独り占めしましょう。

  • 家族で使う場合: 家庭用サウナを導入する人には「夫婦でサウナ好き」「家族みんなで健康増進」というケースも多いです。家族で使うときはゆずり合いと工夫がポイントです。例えばお父さんは90℃の熱々が好きだけど子どもには熱すぎる、なんて時は家族タイムと個人タイムで温度を変えると良いです。最初はマイルドに60〜70℃設定でお子さんや高齢の方と一緒に入り、皆が出たら温度を上げて大人はじっくり…という具合です。また狭い空間なので、入る順番や一緒に入る組み合わせも考えておきましょう。無理に全員一緒に入ろうとせず、交代で入れば一人あたりのびのびできます。家庭だと「先にお父さんが入り浸りで出てこない!」なんてことも起こりがちですが、そこはコミュニケーションをとって円満に。お子さんがいる場合は、サウナマナーや水分補給の大切さを教える良い機会になります。くれぐれも目を離さず、嫌がる場合は無理強いしないこと。サウナ=楽しいもの、また入りたいと思ってもらえるよう少しずつ慣れさせてください。家族でサウナ後に涼みながら団らんする時間は、とても平和で幸せなひとときになるでしょう。

  • 友人知人と使う場合: 自宅サウナを持っていると聞けば、きっとサウナ好きの友人たちが「行ってみたい!」と言ってくるはず。自宅サウナパーティーを開くなら、何人まで入れるか、順番はどうするかを事前に計画しておきましょう。小型サウナなら2人ずつ交代制、大型なら3〜4人一緒に…など無理のない範囲で。ビート板やサウナハットの貸し出しを用意しておくと盛り上がりますよ。「水風呂はベランダのたらいで代用です!」なんてのもウケるかもしれません。せっかく仲間内なので、ロウリュ大会をやったり、アウフグース(タオルを仰いで蒸気を送る)役を交代でしたり、自由に演出できるのが自宅ならでは。もちろん後片付けや近所迷惑にならないよう、時間とマナーは守ってくださいね。差し入れのアイスやフルーツ牛乳なんかが登場すれば、もう気分は銭湯の後さながらでしょう。

  • 在宅ワークや日常の息抜きに: これは一人利用の延長ですが、自宅サウナならではの活用法として、仕事や家事の合間のリフレッシュがあります。在宅勤務が増えた昨今、昼休みにさっと一汗かいて頭を切り替えるなんてこともできます。短時間でもサウナに入ると集中力が戻ったり、午後の作業効率が上がるという人も。お昼サウナをする際は、その後の会議に支障がないよう汗をしっかり引かせる時間をとりましょう。女性の方はメイクの絡みもあるので、予定と相談ですね。家事の合間なら、洗濯物を乾燥させる“ついでに自分も温まる”という裏技も。浴室乾燥機代わりにサウナ室に洗濯物を吊るしておけば、高温低湿でカラッと乾くかもしれません(サウナ臭がつく可能性は否定できませんが…)。こんな風に日常生活の中にサウナが溶け込むと、「うちにサウナあってよかった〜」としみじみ感じる瞬間がきっと増えるでしょう。


どんな人におすすめか、導入を避けた方が良い人の特徴

最後に、自宅サウナ・テントサウナの導入を特におすすめできる人と、逆に慎重になった方がいい人の特徴を整理しておきます。全ての人に自宅サウナを勧められるわけではありません。メリット・デメリットを踏まえ、自分が当てはまるかチェックしてみてください。

自宅サウナ導入をおすすめできる人と慎重にすべき人の特徴を左右で比較したチェックリスト図

◎ 自宅サウナの導入をおすすめしたい人

  • サウナが大好きで高頻度で利用したい人: 週に何度もサウナに通うほどのサウナ好きなら、自宅にあれば好きな時に整えます。ヘビーユーザーほど自宅サウナの元が取れやすく、毎日の健康習慣としても効果的です。

  • 他人を気にせずプライベート空間でリラックスしたい人: 公共の場では周囲に気を遣ってしまう人、静かに瞑想したいのに話し声が苦手な人なども自宅ならストレスフリーです。自分のペースで音楽や動画を楽しみながら入れる贅沢はプライベートサウナならでは。

  • 自宅に十分なスペースがあり経済的にも余裕がある人: 庭や空き部屋など設置場所に困らず、初期費用にも投資できる人はぜひ検討の価値ありです。自宅サウナは決して安くはない買い物ですが、日々の癒しと健康が手に入ると考えれば高い満足感が得られるでしょう。

  • アウトドアやDIYが趣味でサウナを楽しみとして育てたい人: テントサウナをキャンプに持参したり、手作りサウナ小屋にコツコツ手を加えたりと、サウナそのものをアクティビティとして楽しめる人に向いています。サウナ小屋DIYは大変ですが、完成した時の喜びはひとしおです。趣味と実益を兼ねたい方に。

  • 健康意識が高く家族のウェルネス向上にも関心がある人: サウナは血行促進や睡眠改善など健康メリットも期待できます。家族の健康づくりやスキンシップの場として取り入れたい人にもおすすめです。ただし持病のある方は無理のない範囲で。

△ 導入を慎重に検討・避けた方が良い人

  • 賃貸住宅やマンションで物理的・規約的に難しい人: 賃貸だと改造ができず、騒音や湿気で退去時のリスクもあります。マンションでもベランダ利用NGや重量制限がある場合は事実上困難です。無理に強行するとトラブルのもとになるので、環境が整うまで待った方がいいでしょう。

  • サウナは好きだが利用頻度が低い人: 月に1回行くかどうか程度なら、わざわざ家に設置しても持て余す可能性が高いです。たまの贅沢なら高級スパやホテルのサウナを利用した方が経済的かもしれません。自宅サウナはメンテナンスも含めて愛せるかどうか、頻度と情熱を自己分析してください。

  • 心臓疾患や高血圧など健康上のリスクが高い人: 医師からサウナ利用を止められている方や、過去に倒れた経験がある方は、監視のない自宅での利用は避けるべきです。どうしてもという場合は主治医と相談の上、安全対策を万全に。それでもリスクはゼロにならないことを認識しましょう。

  • 面倒くさがりで掃除や管理が嫌いな人: サウナは放っておくとすぐ劣化したりカビが生えたりします。こまめな掃除・換気・点検ができない人だと、数ヶ月で汚くしてしまい結局使わなくなる…なんてことも。手間も楽しめるくらいの気持ちがないと宝の持ち腐れになりかねません。

  • 予算的に厳しく生活を圧迫してしまう人: クレジットを切って何とか買えるけど、その後の返済でヒーヒー…では本末転倒です。心にゆとりを持って楽しむには、やはり経済的余裕が必要。無理して導入すると維持費をケチって安全面に影響することもあります。購入前に本当に資金面は大丈夫か冷静に判断しましょう。

  • 住宅の構造上リスクが高い人: 極端に古い木造家屋で耐火性が低い、狭小住宅でそもそもサウナの熱や湿気を逃がせない、といった環境では止めておいた方が無難です。無理に設置して家を傷めてしまっては元も子もありません。引越しやリフォームのタイミングで再検討しましょう。

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いかがでしょうか。当てはまる項目はありましたか?自宅サウナはうまくハマれば人生の幸福度を上げてくれる素晴らしい設備ですが、全員に必要なものではありません。ご自身やご家族の状況を踏まえて、賢い選択をしてください。もし導入に踏み切ったなら、ぜひ本記事の情報を参考に快適で安全なサウナライフを送っていただければ幸いです。おうちでととのう極上のひとときを、ぜひ楽しんでください!